佐藤良輔について キャラ設定 | 2019-01-20 Sun

学園内、とある場所。
様々な資料が立ち並ぶと思しき部屋で。
机の上に一束の資料が置かれていた。

名前：佐藤　良輔(さとう　りょうすけ)
年齢：15
性別：男
身長：180.2cm
体重：73ｋｇ
生年月日：10月23日
所属キャンパス：桜堤キャンパス中学3年Ｅ組
入学日：２０13/０1/12

スタイル：精悍
瞳：漆黒
髪：灰
肌：普通

物心つく頃には父親と世界を巡っていた。母は覚えておらず教えてもらった事もない。
平穏な地に居た記憶は少なく、常に現実とも“少し異なる”闘争に近い世界に踏み入っていた。
強さは父より“まず生き残る為”に幼少より叩き込まれ、今に至る。
型は父親の我流ストリートファイトも含むマーシャルアーツ。より実践で覚えた傾向が強い為、世間一般にある型とはモノが異なり、一見は非常に我流よりの喧嘩殺法。

生まれは日本ながら、３歳の頃から父に連れられ世界を転々としていた。
主にはアメリカ、アジア、ヨーロッパ圏。更にはスラムであったり、それに近い環境で過ごす事も少なくなく、本人は日本の世間一般的な安全すぎる環境にややまだ不慣れ。
でもそのお陰か、特に英語の会話に関しては堪能。

父の仕事は不明。更に寡黙であった為、自ら語るという事をほとんどしなかった。
ただ、父の身近な相手からは“天虎鋼拳”と呼ばれるような異名がある事を知らされている。
無遠慮な言葉遣いをし、元来の感情をなかなか表に出さぬ性格は寡黙で近寄り難い雰囲気を醸し出していた父。だが実際は、心の底で変化を見せる熱血漢であり、その想いと愛情は変わる事なく息子へ注がれ受け継がれている。
その為、その信念と曲がった事を嫌う心で、そういう場面に遭遇すると必ず自ら飛び込んでいった。

普段の良輔がよく話す方なのは、話さぬ父との生活の反動。話題を振れば返してくれるので、奥底にある愛情を求める心より父との会話の場を作り継続する癖が付き、おしゃべりな方になる。
父が何をしているかを今でも知る事はないが、父が出かける時はスーツ等ではなかったのと普段の生活環境からしても普通の仕事ではないだろうというのは、子供心ながら理解していた。
本人は人見知りしない性質もあり、一月以上を一所で過ごす際には必ず知り合いないし友人が出来ていたらしい。



ここ１年程で日本に久々に帰国してから定住していたが、2012年の年末にとある事件が起き、良輔は闇堕ちをする。
その際に止めに入った父と学園の関係者により一命を取りとめ復帰。その後、学園の計らいもあり入学を決意するが、同時に父は良輔を闇堕ちさせた元凶を探し求め旅立った。
その為、今は一人暮らしで生活中。

今以て、スレイヤーとダークネスの取り巻く環境に理解をする一方で、闇堕ちさせる為に身近なモノをダークネスとさせるのが手近な方法ながら、何故あの時父が無事であったのか。
また、父は他のダークネスと化した者達とも互角以上に渡り合えていたのは何故なのか。

スレイヤーであったのだろうかと思う一方でその真実はまだ解けてはいない。

ただただ、その時に初めてまともに目にした父の強さへの憧れが、入学を後押しした事は言うまでもない。
故に、表立って口にする事はないが、心の奥底では父の強さを尊敬し鍛錬を続け、その背を追い続けている。何時か“天虎鋼拳”の名を継ぐ為に。


<2013年11月追記報告>
5月頃に長期休暇届けを提出。仮休学として学校側は受理。
不在中の消息の詳細は不明だが、復帰時にライドキャリバーからデモノイドヒューマンへの改竄を確認。
原因は確認中。

ＩBGM：闘志、果てなく
ＩSONG：Crest of Z's